さて!
シールの後加工についてです!
シールを印刷するときは一般的にロール状のシール用紙にずらーっと印刷をしていきます。
もちろんそのままでは、一枚一枚が分かれておらずロール状の長いシールになっちゃうんです。
ですので、シールは印刷をした後、カットをする必要があります。
カット(断裁って言います)をしてやっと一枚のシールになるわけです。
でもでも、
シールってこんなのやあんなのもありますよね。
ほかにもこんなのやあんなのもあります。
これはシールを印刷した後の加工でいろんなバリエーションを出せるんです。
そうです。
今日はシールの後加工について紹介します!
まず一つ目は『断裁』。
これは先ほど説明しましたね。
どんなシールもカットをしてやっと一つのシールになるんですね。
ただただカットにもいろんな種類があるんです。
『断裁』は台紙ごと切っちゃいます。
ただ切り分けるだけではなく、丸や三角などにも切れます。
他には『ハーフカット』というものがあります。
これは、台紙は切らずシール部分だけカットを行う高等技術です。
キャラクターの輪郭を切り取ったり、文字をシールで表現したりするときにこの加工が使われています。
でも、機械を使って切るのであんまり複雑すぎるカットはできません。
ご注意を。
カット……奥が深いですね!
まだまだあります!次にご紹介するのは『裏スリッター』。
裏スリなんて言っちゃうと業界の人みたいでいいですね。
これは、ハーフカットの逆で、シールは切らずに台紙を切っちゃいます。
湿布を思い出していただくとわかりやすいと思いますが、台紙部分の真ん中あたりに切れ込みが入っていますよね?
あんな感じです。
裏にスリットを入れるから裏スリッター(加工)。
こうすることでシールがめくりやすくなるんですね。
ちなみに、この加工は一般的にシールを印刷した後ではなく、紙を用意する段階でスリットの入ったものを用意します。
なので厳密に言えば後加工ではないかもしれませんね。
はい。
ほかにもいろんな後加工がありますが、時間が押してしまいましたので、ほかの後加工はまた次回紹介します!
0コメント