シールの後加工について紹介します!①

さて!

シールの後加工についてです!


シールを印刷するときは一般的にロール状のシール用紙にずらーっと印刷をしていきます。

もちろんそのままでは、一枚一枚が分かれておらずロール状の長いシールになっちゃうんです。

ですので、シールは印刷をした後、カットをする必要があります。

カット(断裁って言います)をしてやっと一枚のシールになるわけです。


でもでも、

シールってこんなのやあんなのもありますよね。

ほかにもこんなのやあんなのもあります。

これはシールを印刷した後の加工でいろんなバリエーションを出せるんです。

そうです。

今日はシールの後加工について紹介します!


まず一つ目は『断裁』。

これは先ほど説明しましたね。

どんなシールもカットをしてやっと一つのシールになるんですね。

ただただカットにもいろんな種類があるんです。

『断裁』は台紙ごと切っちゃいます。

ただ切り分けるだけではなく、丸や三角などにも切れます。


他には『ハーフカット』というものがあります。

これは、台紙は切らずシール部分だけカットを行う高等技術です。

キャラクターの輪郭を切り取ったり、文字をシールで表現したりするときにこの加工が使われています。

でも、機械を使って切るのであんまり複雑すぎるカットはできません。

ご注意を。


カット……奥が深いですね!

まだまだあります!次にご紹介するのは『裏スリッター』。

裏スリなんて言っちゃうと業界の人みたいでいいですね。

これは、ハーフカットの逆で、シールは切らずに台紙を切っちゃいます。

湿布を思い出していただくとわかりやすいと思いますが、台紙部分の真ん中あたりに切れ込みが入っていますよね?

あんな感じです。

裏にスリットを入れるから裏スリッター(加工)。

こうすることでシールがめくりやすくなるんですね。

ちなみに、この加工は一般的にシールを印刷した後ではなく、紙を用意する段階でスリットの入ったものを用意します。

なので厳密に言えば後加工ではないかもしれませんね。


はい。


ほかにもいろんな後加工がありますが、時間が押してしまいましたので、ほかの後加工はまた次回紹介します!






Seal Museum

フリマアプリやオリジナルグッズの作成が流行している現在(いま)、シールについて語ります。シールとは何か、シールの作り方、などなどオリジナルシール作りに役立つ情報がいっぱい!

0コメント

  • 1000 / 1000